Google Chromeの更新版がリリース

Google Chrome 1.0.154.65ではWebKit脆弱性に対処した。
Googleは、Chromeブラウザ更新版のバージョン1.0.154.65をリリースし、レンダリングエンジンのWebKitに存在する脆弱性に対処した。

Appleも5月12日に公開したSafariブラウザで同じ脆弱性に対処しており、Googleは「AppleSafariのフィックスをリリースするまでこの情報を公開したくなかった」と説明している。

脆弱性は、WebKitのSVGListオブジェクト処理に関するメモリ破損問題に起因する。悪質なWebサイトを閲覧すると任意のコードを実行される恐れがあるが、コードが実行できるのはGoogle Chromeサンドボックス内部に限られるとしている。