Windows 7でも「拡張子の非表示」はデフォルトのまま存続

Windows 98以降のExplorerではファイルの拡張子が表示されないのがデフォルトになっているが、Windows 7でもこれはそのまま引き継がれているとのこと。この仕様はマルウェア等の製作者などに悪用されるケースが多く、実行ファイルを「〇〇〇.txt.exe」や「△△△.jpg.exe」と命名してテキストファイルや画像ファイルに見せかけ、ユーザを騙してマルウェアを実行させようとする例が多く見られている。

この仕様はかなり前から変わらずに続いているものであるが、フィンランドのセキュリティ企業F-SecureのCRO(最高研究責任者)、Mikko Hypponen氏が「Microsoftはセキュリティ上のリスクをWindows 7でも放置し続けている」と同社のブログで指摘している。