17才のハッカーから始まったブログサイト「Twitter」への攻撃

2006年に始まったブログサイト「Twitter」は、この1年間にユーザが700%増加するなど、世界中で人気が急速に高まっています。しかしながら、ユーザを惹きつけた魅力はサイバー犯罪者の目にもとまり、スパム活動、ユーザアカウント悪用およびフィッシングページへの誘導等を含む不正活動に不本意ながら加担することになりました。

発端は17才のハッカーTwitter脆弱性を利用したワームを作成したことに始まります。これが話題となるや、他のサイバー犯罪者が騒動にすばやく便乗し、「Twitter worm」やこのハッカーのユーザー名でWeb検索をすると不正なファイルがダウンロードされるよう仕組んだのです。Twitterは、アマチュアハッカーに作成されたTwitterワームは100アカウントに感染し、ほぼ10,000のメッセージをポストしたと自社のブログで公表しました。